便秘薬
私たちが生きていく上で排泄はとても重要!
お通じが1週間に2回以下だと便秘症と呼びます。
便は水分が60%、腸の内壁粘膜が20%、食べ物のかすは5~10%で構成されています。
量はバナナ1.5~2本分で茶色が理想的といわれ、善玉菌が多いと臭いはあまりなく、悪玉菌が多ければ悪臭がします。
人間の体は約3時間に1回空腹期収縮が起こり、消化器官にある便が直腸まで運ばれます。
翌朝起床時、直腸に便がたまった情報が脳に伝わって排便につながります。
また朝食が胃に入ると腸管の蠕動運動が始まり、排便が促されます。
洋式便座では浅く座り「前傾35度」で前かがみになるとスムーズに排泄しやすくなりますよ♪
とても多くの人が悩んでいる便秘、放置すると病気や死に至ることもあるのです。
冬にトイレでいきんでいると、血圧が一気に上がって脳血管障害の危険性もあります。
便が詰まれば大腸穿孔など。
便秘で悩んだ時、まず考えるのが便秘薬ではないでしょうか?
便秘薬には「刺激性下剤」と「非刺激性下剤」の2種類があります。
酸化マグネシウムに代表される「非刺激性」は腸に水分を取り入れ便を柔らかくして排便を促します。
「刺激性」は大半の市販の便秘薬が該当します。
センナやダイオウなどの成分、アントラキノン誘導体は使用には注意が必要です。
これらは腸管運動の神経を刺激して排便させるのですが、常用すると効果が失われ逆に便秘症を重症化させてしまいます。
美容やダイエットために便秘薬を毎日かかさず飲んでいると言う声を聞いたことがありますが、便秘薬を毎日使い続けると、栄養が吸収されず肌が荒れてきたり、髪の毛のツヤがなくなってきてしまいます。
大前提として便秘薬はお通じがきていないときに使うものであって、痩せることを目的に作られた薬ではないことです。
腸内環境が変わってくるのは早くて3か月くらい、長期間便秘薬を服用していると半年くらいはかかってしまいます。
その期間薬を飲まないのは長すぎると感じる方もいるでしょうが、少しずつでも自分で出せる体に体質改善しませんか?
MiKURAではご新規で来られる方はもちろん、リピーター様にも腸内環境を整えるためのコースや来店ペース、サプリメントをお一人お一人の生活環境に合わせてご提案しております!
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