冷えと腸内環境
冬から春になるこの時期になると体の不調を訴える人が多く、原因の大半は腸の冷えからくることがあるのをご存知ですか?
朝晩の気温が10度以上も違うような日がある時期は、寒暖差によって腸の血行が悪くなり、大きな負担がかかってしまいます。
その結果、お腹が冷えて血行不良になり腸の働きが鈍ってしまいます。
主に現れる症状は、倦怠感や疲労感・イライラ・筋肉のコリ・食欲の減退・冷え性・頭痛…そして、胃腸の不調です。
冷えによって腸の動きが停滞すると、便秘や下痢が引き起こされ腸の中に長く溜まった便は腐敗してガスを発生します。
腸から吸収された腐敗ガスは血管を通して全身に回り、体にさまざまな悪影響を与えます。
例えば、腐敗ガスが肌の細胞内に溜まると、新陳代謝が滞って肌荒れを誘発する原因となることや、自律神経のバランスを崩すことで頭痛や肩こりの原因となることもあります。
寒くなると便秘になりやすくなる理由として、私たちの体は深部温度が37度台で正常に働くようになっています。
冷えによって深部温度が下がってしまうと、腸の働きが鈍くなり、ガスが溜まる・便秘になるなどの症状が起こるのです。
腸は消化・吸収・排泄の機能に加えて、免疫を司る役割も果たしています。
腸には全身の免疫細胞の約6割が存在しています。
お腹が冷えるとその働きが弱まって、免疫機能も低下します。
これからの時期では、インフルエンザや胃腸炎も流行してくるため、免疫力を高めておくことはとても大切です。
寒い時期はいつもよりも“温める”ことを意識して下さい♪
冬場は屋内と屋外の気温差が激しく、急な屋外での運動は負担がかかるためおススメ出来ません。
室内で出来る運動で、体を動かすようにしましょう。
特にヨガなどは姿勢を正し呼吸法も取り入れることが多い為、心身共にリラックスしカラダを温めることが出来ます。
よくブログにもかいてますが、食事面では規則正しくバランスの良い食事をこころがけましょう。暴飲暴食は避けて、腹巻やなるべく温かい飲み物を飲むなどしてお腹を冷やさないようにして下さいね!